二回目の起業

二回目の起業

あの貴重な出来事から4年が経過しました。

大きな組織の経営に携わり、ゴルフに接待に忙しく仕事をしていると同時に本業である営業も大きな商談をまとめ順調に推移していました。
他から見たら何も不満もないように映っていたと思います。

しかし自分の中ではこの頃からじわじわとインターネット事業に対するアイデアが湧き上がり、新規事業として役員会に働きかけしたりしましたが、時期尚早ではないかとのことでなかなか進展しない状況にあせりを感じていました。

ネット事業はスピードが大事なのに、先送りしていたのでは大きなチャンスを逃してしまう!
私のクライアントも乗る気になっているので何としても実現したいという思いが日々大きくなってきました。
今度の事業はアライアンスなくしてはやれない規模の事業で、いくつかはその確約も取り付けられる準備も出来ていました。

そこで丁重に会社に話を持ちかけ、会社としてこの事業をやらないのであれば私は役員を辞任しても新しい事業をやりたいと申し出ました。
いろいろとお世話になった会社ですので、身勝手に出て行くことだけは避けなければなりませんので、納得の行く形で新しい事業をしたいと会社と話し合いました。

結果は双方納得の上で、めでたく円満辞任することができ、私はもう一度ゼロから新会社を立ち上げるべく事業計画を練り直しました。





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